パリ五輪の柔道は、次々誤審疑惑で期待される選手たちが不本意な結果を受けている。
中でも永山選手の、審判からの「待て」の後、6秒も首を締め付け、「待て」と言われたから力を抜いたことで失神し、結果、負けと判断された件に納得いかず、しばらくその場を動かず抗議したことに、アメリカのメディアが厳しい批判の記事を上げた。
この件について、日本人以外の人たちが実際はどういう判断をしたかが、この記事に対して意見が寄せられており、実際を知ることができる。
実際の記事の内容を要約します。
パリ五輪後の日本人スター選手らしくない態度が柔道コミュニティで叩かれている
なんて恥知らずな!
という見出しから始まります。
日本人はなんて性格が悪いんだ、悪い敗者でありライバルと審判を軽蔑している。
スポーツマンシップに反して失格にすべきだ!
永山の悔しさはまだ世界タイトルを獲得していないからだ!
たとえ判定に闘いがあったとしても、この態度はどうだろう。
この記事もだが、ガリゴスも地元で永山が握手をしなかったことを、「永山は金メダルが欲しかったからだろう」とやはり同じように、ただ金メダルが取れなくて駄々をこねたような言い方をしていた。
実際海外の反応はと言うと、この記事は、記事に対してコメントができる様になっているという。
その中に書かれた海外の人達の反応は、ほとんどが日本に好意的なものだという。
スポーツに関してこれほど露骨な偏向報道をすることはめったにない。
しかし我々はここにいる。
永山が握手をしなかったことに焦点を当てながらガリゴスが「待てのあと5秒首を絞め続けたことには触れていない。
この低レベルな記事をクリックしたのは間違いだった。
あなたはジャーナリストの恥だ。
柔道界全体がガリゴスにしたことは正しくないと考えている。
スポーツの取材なんかするな、この荒らしが!」
マテの後に首を絞め続けたのは間違いなく判断ミスで反則だ。
それが事実だ!
また海外の2チャンネルのような場所の投稿に、
プレーの、一時停止中に勝つことができるなんて曲者だ!
オリンピックの審判には疑惑の歴史がある!
礼儀正しい日本人が無礼になり始めてる時点で本当に糞だとわかる。
といったような、日本擁護のコメントが多いのが事実で、少し安心した。
厳しい言い方だが、「待て」がかかって油断しちゃった麺はある、俺等の現役時代はマテがかかっても何があるかわからないから気を緩めるなと教えられてきた。
審判だって信用するなって、五輪には魔物が潜んでいると言うし今もそう指導されてるんじゃないか
日本人のみならず英語での海外の人からも多くの批判メッセージがインスタに届き、コメント欄は閉鎖された。
ガリゴスの監督は、「待て」について認めるもの、もし「待て」と言わなければ、結局あの時点で失神したのでやはり勝ちという考えのようだ。
閉鎖されたコメント欄の一部は下に紹介する記事に一部載せていますので、興味があったら見てください。
二人は同じ柔道を通して仲間だという意識を持ち、和解した写真をインスタに投稿した。
あまりに批判メッセージが届いたことで、永山としても思いがけない誹謗中傷とまで言われることになったし、ガリゴスも辛い立場になったので、こういう形で収めるしか方法がなかったように思う。
「ガリゴス選手が会いに来てくれました! 彼から謝罪の言葉がありましたが、彼にとっても不本意な結果だったと思います」
パリ五輪は、柔道においては、阿部詩選手も誤審を疑われるなど、何件か誤審の納得いかない選手が出ています。
一人だけでないので、余計に日本人としては不満がこらえきれずに出てしまい、誹謗中傷に近い行為に今回は達したことは反省は必要ですが、永山の審判は、過去にも誤審があったことを海外の人も発言しています。
4年に一度の五輪にかけてきた選手の事を考えたら、審判の責任の重さを認識し、過去に誤審歴のあるような人を使うのは疑問です。
審判も間違いがあると認識し、申し出があったら、公平に審査をし直す誠意が五輪には求められていくことを祈ります。
ガリゴスの閉鎖したインスタコメント欄の内容一部はこちらの記事