《映像内において歴史的事象に対する配慮に欠ける部分が含まれておりましたため、公開を停止いたしました》
10月17日、Snow Manが所属するレコード会社・MENT RECORDINGは、16日に公開されたSnow Manの新アルバムのプロモーション映像に対し、中国から、不適切であるという指摘があったため。お詫びとともに、行った映像公開を中止しました。
この件について、その動画などとともに見ていきましょう。
中国から問題視された楽曲は?
問題視されているのは、プロモーション映像内で流れた「KATANA」という楽曲の中で写った刀に「岡村寧次」と刻まれていた件だった。
岡村寧次は、大正~昭和期の陸軍人で、中国侵略を指揮していた司令官の一人とされており、わざわざその名前を刻んだ刀が使われていたことに、中国を中心に怒りの声や批判があがりました。
中国最大のSNS「Weibo(微博)」に多くの批判コメントが相次いだ。
「中国を侮辱している。一刻も早く謝罪してナイフ(刀)の映像を削除せよ!」
「中国と日本の歴史の基本的なことにすら注意を払うことができないのか」
「外国でお金を稼ぎたいならその国を尊重しなさい!それが嫌なら中国に来るな!」
「Snow Manのアルバムを買うつもりだったが、今回の件でやめることにした」
中国から批判されたSnow Manのプロモーション映像
現在問題なっているKATANA-Snow Man#KATANA #SnowMan pic.twitter.com/ncYoBBj2nB
— Y-RM (@Y20449127) October 17, 2024
問題の刀の画像は
漢字が2列書かれており、下の列に書かれた文字が、中国の漢字で「岡村寧次」と書かれているというのだ。
10月30日発売予定の新作MV
Snow Man 新作MVの不適切な映像とは?
この刀自体は諸説あり、中国には本物のコピーの刀が多く出回っているといい、「岡」の文字の上に、草かんむりのようなものが見えるが、本物は、草かんむりのついていない中国体の「岡」という文字が掘られているということで、おそらくこれは本物ではないコピー品の刀ではと言われている。
ただ問題はそこではなく、わざわざ中国人の気持ちを逆なでするような刀を、中国でも売り出したいSnow Manが使う意味がなく、制作会社が勝手にこの文字を彫った画像を使用しただけで、事務所側も、そのような人物の名前の掘られた刀の映像だとは知る由もなかった。
またこの文字が本当にその名前を彫ったものかも、疑問の声が上がっている。はっきり見えないため、刀のイメージでAIで作成したらたまたまAIが過去のデータからこの画像を引っ張ってきてできたのかもしれない。
Snoe ManのMVに何故不適切な表現の刀画像が使われたか
いずれにしてもどうしてこの画像が使われたかは謎である。
たまたま刀の画像サンプルを探して見つけた画像が、中国の人に嫌な思いをされる人物の名前が彫られた画像だと知らずに使った可能性もある。
最悪は知っていて炎上目的で使ったなど、今となっては謎だが、Snow Man側は、知らなかった事が真実だろう。
現代の日本では、この人の名前を知る人のほうが少ないうえ、一瞬の画像で、刻まれた名前を見る人も少ない。
制作会社に悪気があったか、全く悪気なく、たまたま使った画像がデリケートなものだとすらなかったかのどちらかではないだろうか。
もしくは制作会社が中国の会社にプロモーションビデオ制作を任せていた結果か?など疑問は膨らみますが、真実はわかりません。
Snow Man 自体に非はない
あくまで制作会社の問題のため、Snow Manメンバーには関係ないことのため、後のフォローは、制作会社などに任せ、いつもどおりのファンを楽しませてくれる活動を続けてほしいですね。
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