慶応幼稚舎に入るのに、口利きの人や、現役の先生にお金を払って二人の兄弟を合格させた父親体験談が最近話題ですね。
でもそんなの昔から当たり前にあったことで、それを知らずに慶応幼稚舎受ける兵がいたら、そのほうが珍しいでしょう。
今までも、夏休みに現役の幼稚舎の先生が公園で体操試験の練習させてるのが週刊誌にも出たりしてましたね。
実際、有名お受験塾の室長先生から聞いた話でも、
「それが私立、選ぶ基準が自由なのが私立、そんな事不公平とかいう事自体話にならない・・」と
なので今更告発話を書いたお父さんの話題が、何故いまさら言うのかと疑問です。
幼稚舎合格への道のりの一例を紹介します。
慶応幼稚舎必勝塾は、入るのにも口利きが必要
慶応幼稚舎に入るには、まずこの個人塾に行けば合格しやすいという塾がある。
誰でもその塾に入れるわけでないところから、お受験の厳しい戦いが始まる。
まずこの塾に入るコネがないと入れないし、どこにその塾があるかわからなければ始まらない。
情報戦であり、人脈を探さないとスタートすらできない。
芸能人も、皆しっかりコネがあっての合格。
逆にコネがあれば、試験当日いつものように暴れて、周りの受験生に迷惑かけたから試験中につまみ出されたあの子も、しっかり合格!
考査に途中から参加していないのにだ!
これはその子と同じ幼稚園に通っていたママからの情報だ。
慶応幼稚舎の有名個人塾の月謝がすごい!
もしうまく有名な個人塾に入れても、月謝が払えるか?
この段階でやはりふるいにかけられてるのを感じる。
月謝だけではない、塾の先生への貢物がすごいようだ。
これは、その塾に入れたママからの情報だが、入口にたくさんバーキンが置かれていて、生徒のうちから先生へのプレゼントだそう。
逆に「みんながこういうプレゼントを持ってきますよ」と、新入りのママに教えるために置いてるのか?と感じたそうだ。
今話題のキャバ嬢ひめかが、客からの貰い物のバーキンらに贈与税を払っていなかったことで揉めていて、下手したら贈与税が50億円と税理士が計算して話題になったけれど、この塾の先生も贈与税、払ってるのかどうなんでしょう。
通わせていたあるママから聞いたのは年少のときに月に月謝が40万。
ただ、毎年同じとは限らないし今年はいくらかとなると、これはある過去の年の例なので、今が同じではないです。
ここから跳ね上がっていき、年長で250万とか言う話も聞いた。
流石に信じられないので話を盛ってるのかもしれないけれど、年少から上がり続けるのは確か。
年長で、青田買い合宿におそらく現役先生に付け届けをするために月謝が上がるのは当たり前ですね。
慶応幼稚舎の個人塾の開催する青田買いの夏合宿
これは私が直接聞いた話であるが、幼稚舎に入るためには、アピールが上手な子でないと目に止まらない。
1000人以上受けるのだから当然だ。
そこで大手塾で行われていることで、コネがある子の中から更に選抜されるので、コネで受かりそうな子は塾としても合格率を上げるために何としても合格させたいわけだから、人前でのパフォーマンス力を上げるためにミュージカルスクールを紹介してるらしい。
この時点でコネのない子に大手塾は冷たく、力の入れ方があからさまに違う。
アピールの下手な子には、あるミュージカルスクールを大手塾は紹介をして、そこで人前でパフォーマンスをする練習をさせ、合格率を上げる。
幼稚舎合格率の高い個人塾の生徒たちの最後の夏合宿のときに、子どもたちが幼稚舎の先生の前でするパフォーマンス指導をそこは請け負っていた。
夏休みに幼稚舎の先生が個人塾の合宿に来て子どものパフォーマンスを見て青田買いするそうだ。
そこでしっかりアピールするための振り付けをミュージカルスクールで行っていて、その塾長先生曰く、「5人に頼まれて練習させて4人が合格した」と前の年の合格率を自慢していました。
ただしこの個人塾、その後先生が歳のためにやめるとかやめたとかの噂もある。
実際慶応幼稚舎の考査の部屋で起きていること
幼稚舎の受験会場でおきた実際受けた子達の話をきけば、
一つの教室で、課題をやってるときに、ある人の子だけに先生が10人ぐらい集まって質問をして、他の誰にも声をかけることなく先生たちは消えた
という。
またある子は、
通路を先生が一周回ったんだけど、早足で「ばいばい、ばいばい」と言いながら通り抜けていっただけで、誰にも質問も何もしなかった
といって、考査何も見ていなかったという子もいた。
教室によって、「誰にも声をかけなかった」と証言した子や、「一人だけに集まっていた」と言っていた子がいた。
そういう話が毎年あるため、最近は先生たちも一応教室を回ることにしたという話もあり、とはいえどうせ合格しない子に質問するのも面倒だからか、「ばいばい」といいながら通路を駆け抜けたのでは?と言われていた。
もちろん大量のクラスで考査を行うので、それぞれ担当の先生の対応は違うので、ここで上げたのは、たまたま聞く機会のあった子どもの受けた考査の教室での話であり、すべての教室で起きていたという話ではない。
しかも子供はまだ幼稚園年長なので、その話がどこまで真実かは当てにならないけれど、その子からしたらそういう印象を持つような不公平な考査だったことは間違いないだろう。
コロナのときに受験した友人の母の話だと、人と接触してはいけない状況のために考査自体ほとんどなくて、体操の試験はスキップしただけで一瞬で終わったと。
多分、考査をゆっくりしてはいけない時期だったことも有り、その子はほとんど考査らしいことをしないですぐに終わったそうなので、母からしたら、もう全員決まっていたと思うと話していました。
これもそのお母さんの考えなので、決して正しいとは言えないのですが、受験した母からしたらそう思えたという話でした。
なぜならその母は、その子の上の兄弟も同じように受験していて、上の子の時は考査時間もそれなりに長かったし、いろんな考査をしたことを上の子からも聞いていたため、比較しておかしかったと話していました。
実際慶応幼稚舎にコネなしで合格した母の話
幼稚舎の女子の合格者は48人で、幼稚舎フォーティーエイトと呼ばれていた。
男子はその倍の人数なので、男子には若干のフリー枠があると言われていました。
とはいえ知り合いにコネ無しで受かった女子を知っている(ただし母は慶応出身)ので、100%コネではないとも言えますが、それは奇跡の数。
その母に聞いたら、1クラスに女子12人だったけれど、6年間同じクラスなので、12人のことはたいてい学年が上がるとすべて把握できて、確実にコネで入った子が12人中に10人確認したと話していました。後2名の中1名がその子ですが、あと一人は、わからないとのことでした。
コネなし合格した母の書いた願書
受験する母にとって一番気になるのはどんな願書を書いたらいいかだと思います。
コネ無しで合格した母の書いた願書を見せてもらいました。
気合を入れすぎて書いた願書と違い、とても自然で、子どもの成長に感動してる優しい母が見届けた子どもの成長記録のような文章でした。
なぜここで学ばせたいかなど気合い入れて書いてるわけではなく、子供が初めての川遊びで魚を踏んで、足に魚の感触を感じたときのエピソードなどを書いていました。
コネ無しで入る子の願書は、そういう願書なのかもしれないですね。
ただし、母が慶応出身ではあったので、「今も熱き血」を聞くと気持ちが高揚するという話も書いてました。
私立小学校の選抜方法は自由
お受験塾の室長の話に戻し・・
「私立だから、学校が好きに選ぶのに文句を言ってる場合ではない・・」
ということであり、これを不公平とか言うこと自体ナンセンスなわけです。
今回お金を相当払ったと告発した親御さんが話題ですが・・
なんで今そんな事告発したのか意味がわかりません。
それでも入れたくて払ったお金なら、今更なんで告発するのでしょう。
また慶応は大学野球も盛んですし、スポーツでの活躍も学校の広告にもなるので、有名スポーツ選手の子が多いのも特徴。
リーチマイケルや白鳳や、サッカー日本代表だったキャプテンの子だったり、最近有名なのは清原の子もいたり・・
私立としては野球にかかわらず、ラグビーでもなんでも早慶戦で勝ってほしいと思えば、中学以降は頭のいい子しか取れないので、小学校で血筋の良い子を取るしかない。
早稲田は大学に体育学部があるので、運動のできる子を推薦でとれるため、優秀な選手が多い。
それに慶応が対抗するためには小学校で血筋のいい子を取るしかないこともあり、そういう選抜方法も、私立ならではで、仕方ないですね。
最後に慶応幼稚舎に通う子とは?
ある人が書いていた幼稚舎に関することで、腑に落ちた言葉があったので、紹介します。
「慶応の幼稚舎出身とは学歴ではなく、身分である」