「YOASOBI」が9、10日の両日、5周年記念として自身初となる東京ドーム公演を開催した。
大阪の京セラドーム2公演も加えて合計で17万人を動員。勢いそのままに12月からは日本人アーティストでは初となる最大規模のアジアアリーナツアーも控えて、絶好調のYOASOBIです。
デビューから5年でたどり着いた憧れのステージ。
両日合わせて10万人を動員し、ヒット曲「アイドル」や「群青」など全25曲を披露した。
ライブタイトルは「超現実」。
今回のライブは写真撮影可だったので、何枚も写真を撮れたのでこちらでご紹介します。
巨大LEDパネル、無数のレーザー光線、火柱、花火、ドームの天上を使用したプロジェクションマッピングと次々変化していく見事な演出でした。
YOASOBIとはバックのバンドメンバーも一つになったグループだ!
今回通して感じたのは、バンドメンバーとの結びつきの強さ、お互いを尊重しあってグループとしてYOASOBIは活動しているバンドなのだということ。
一見二人のグループですが、バンドメンバーの存在感が大きく、大員数で活躍してるグループがYOASOBIなのだということでした。
1DKのこたつ部屋のシーン
ayaseはまだYOASOBIが駆け出しのころは、妹の1DKの部屋に居候して楽曲を書いていました。
そこがヨアソビの出発地点だったという思い出から、その部屋を再現して、炬燵に冷蔵庫などがある小さい部屋の中で歌やトークがありました。
「人生の集大成をこのライブに詰め込みたいと思って準備してきた」
「5年前はこんな景色が見られて、その中心に自分がいるなんてマジで思ってもみなかった。最高すぎる」
心から喜び様子でした。
アイドルで最高潮に盛り上がる
「アイドル」では、5万人が一体となり「オイ!オイ!」の大合唱。
この日は観客全員に遠隔制御で光るリストバンドが配布され、曲調の変化に合わせて色が変化。
文字通りファンとともに作り上げた空間
おまえら、マジ最高!5年前には想像もしていなかった光景です
感極まった表情を浮かべていました。
終盤には2人がドーム内を航行する気球に乗ってパフォーマンスをするド派手演出も取り入れられ、驚きのあまり口を大きく開く観客もいた。
ikuraも心の決断と成長
急に大きくなっていくYOASOBIの進歩についていくのがやっとで、孤独に苦しんだときもあって、それでもこうしてみんなで音楽を作っていく中で、ikuraとして生きていく覚悟ができmasi
た
この決断に観客から大きな拍手がおきました。
今回のツアーで初披露の新曲でリクルートの新CMソング「New me」など、アンコール含め全25曲を披露した。
また腕につけるバンド(ライト用)を使って、質問の答えをみんなで答えるゲームも行いました。
いくらの歌唱力もアップ
過去に歌唱力がいまいちとうわさされましたが、今回、あれだけたくさんの曲を最後まで超え枯らすことなく高い声で歌い続けたのは、相当過少練習や発生を学んでる結果かなと思いました。
全体的に「アイドル」の時のかわいい歌い方で歌っていたような気がします。
YOASOBI東京ドームツアーのアンコールはみんなで歌った!
盛り上がった最後のアンコールは、至福のようなカジュアルな服装でみんなやってきて「群青」を会場と一緒に歌いました。
アイドルは後半の早めに歌い、大盛り上がりが思ったより早く来ましたが、そのあと新曲なども披露!
Yoasobiにも日本の文化を世界に広める懸け橋になってほしい
こんなに有名なのに、まだ5周年という短さに驚きました。
また、周りのスタッフや、バンドメンバーをすごく大切にしているayaseとikuraをみて、二人の成功は、YOASOBIは二人ではないという二人の姿勢が導いてきたのではないかと感じました。
春にはアメリカで催された世界の人気アーティストたちが集まるお祭り、「コーチェラ」でも日本から出場した中では、一番アメリカの人たちに受け入れられたような印象でした。
日本の世界に誇れる文化でもあるアニメの主題歌をうたったことも広く知られた理由でした。
Adoも世界ツアーを成功させましたが、これもアニメ、ワンピースの歌を歌ったことで世界に知られたのが理由です。
Adoが自分の役割は、素晴らしい日本の文化を世界に広げることだと、そのためにこれからも進んでいくと話していますが、今、日本はK-pop人気に押され日本のアーティストの存在感が薄くなっていて、日本の素晴らしい文化などが、海外から入ってくるものに消されてしまっている。
そうAdoは危機感を感じているというのです。
確かに今はみなk-popばかりで、日本人の活躍が見られなくなってきて寂しいばかりです。
日本人で今世界に知ってもらえて、日本の良いところを伝えられる数少ないアーティストとして、YOASOBIも同じような位置にいると思います。
ぜひ、Adoとともに、世界に日本を知ってもらう懸け橋になっていってほしいと願います。