「紀州のドン・ファン」と呼ばれた資産家の野崎幸助さんの不審死のあとに殺人の容疑者として上がった、元妻の須藤早貴被告件の裁判員裁判が、9月12日に始まることが決まった。
須藤被告は、実は既に別件でも訴えられて裁判中だというのだ。
未成年時代にキャバクラで働いていた頃、留学費用などの名目でおよそ2980万円をだまし取った疑いで、9月2日には、和歌山地方裁判所で判決が言い渡される。
2件の事件はどういうものかまとめましょう。
須藤早貴は整形美人で実家は裕福
実家は父が開業医で母が看護師という地元では豊かな家柄だった。
そのため何故、お金に固執して生きるようになったか、また親が学費を出さないから学校に行けないという話になったのかは謎である。
中学時代の写真を見ると
現在は
目も明らかに大きくなっており、キャバクラに勤める18の頃は今のような感じなので整形美人だと言われる。
紀州のドンファン元妻の須藤早貴の10代の頃の詐欺事件とは
須藤早貴の男性を騙してお金を振り込ませた件への言い分
須藤被告は2015年から2016年にかけて、札幌市に住む当時61歳の男性から、3000万近いお金をだまし取られたことで訴えられていた。
キャバクラで知り合い、夢を叶えるためにお金がいるが親が出してくれないということでいろいおと支援した結果3000万近くなったというものだ。
(1)「美容学校の機器を壊し、その弁償費用」として300万円
(2)「海外留学の準備金」として1507万円
(3)「カットモデルの女性の髪を傷めてしまい、その慰謝料と補償」として1174万6560円
ということで、大きくはこの3回であわせておよそ2980万円をだまし取った罪に問われている。
5月の初公判で須藤被告は、お金を受け取っていたことは認めている。
ただそれは、
うそもついたが、相手はそれを分かった上で、自分の体をもてあそぶために払ったと思っています
と、詐欺ではない、理解の上だったと説明。
須藤早貴に騙され3000万近く振り込まされたという男性に言い分
須藤被告とはキャバクラで知り合った。
美容師になりたいが学費を親が出してくれないために働いていると聞いて、未成年がキャバクラで働いていてはいけないと思い、学費を出した。
学費として月15万円支払うようになったが、その学派多すぎると感じていた。
その後、須藤が美容学校で使う機器を壊したので、弁償に300万円かかると言われて須藤の口座に振り込んだ。
次に美容室経営の社長から海外留学の話が出たので、留学費用の1500万円が必要と言われ、すぐには承諾しなかったが結果出してあげた。
この男性は、嘘とわかっていたら払っていないが、2018年になって、刑事が来て、留学に行かなかったということなどをその時初めて知らされたという。
須藤被告のことを清楚で純粋な女性だと思っていただけにショックだったという。
性的な接触について検察側から質問され、キスを頬にしたこと、服の上から胸を触ったことがそれぞれ1回あったと答えた。
「金を出すから性的なことをさせて欲しかったのか?」と聞かれ、「違います」と否定。
現在は須藤に対し、きびしい処罰を望むと訴えている。
詐欺容疑を言ってきた男性への須藤側の言い分は?
キャバクラをやめろと言ってきたので、愛人のような感じになった。
月々手当として金を受け取り、カラオケに行って、性的な行為をする関係。 ・お小遣いや学費としてて毎月50万円ぐらいもらった。
こうした関係は13カ月ぐらい続き、650万円以上は受け取った。
・会うたびに体を触られ、徐々に下半身や性器を触られるようになっていったが、金銭をもらっていたのでエスカレートしたとき以外は抵抗しなかった。
・留学費用については、1500万円という金額については、嘘だってわかるはずだと開き直り、でしょ?分かっていて遊んで、話を合わせてくれているんだろうと思っていた。
検察側は、「被害金額が大きく、信じていた人に裏切られる男性の精神的負担も重大で様々なうそでだました巧妙な犯行」となどと主張し、懲役4年6カ月を求刑した。
被害者に対し資産家だから、相当長くを伝えたという須藤容疑者。相手の資産を見て詐欺を10代の頃から働いていた様子がわかる。
最期には、
私が未成年と分かって体を求めてきた。
私が詐欺師なら、被害者は性犯罪者だと思っています
10代の頃から、男性を手玉に取って3000万円近くをだまし取っていた容疑者が、紀州のドンファンに対し、当然資産家なのでそれ相応の利益を期待していたはず。
その結果殺人容疑をかけられてる件については、今後の裁判が気になります。
紀州のドンファンは、過去にも若い女性に騙されて金品を盗まれており、脇が甘かったのかもしれません。
捜査員が驚いた逮捕時の住居は1億5000万の高級物件だった
パークタワー大崎 ザ・タワーという高級分譲マンションに、推しのジャニタレを追いかけて住んでいました。
神宮寺勇太推しだった。
しかも、自転車置き場を神宮寺の隣にするというぐらい、しっかり探偵に調べさせてのストーカー的な理由でこの高級物件に住んでいたそうです。
男性に詐欺を働いてお金を使ったのはホストに使うためだったと言うし、ジャニタレのストーカーもしていた須藤早貴。
年を取った野崎さんが好きだったとは思えないから、お金目当てだった可能性は十分ありますね。
紀州のドンファン野崎幸助とは?
50億円とも言われる巨額の資産を築いた野崎さん
2016年、74歳のときに、当時交際していた20代の女性に、現金600万円と時価5400万円相当の貴金属を盗まれたのだ。
宝石箱、宝石一式全部持って帰りました。すべて持って帰りました。時計とかダイヤモンドとか全部持って行った。(その女性とは)アバンチュールですね。
それが私の脇の甘いところ。
もうそういう女はここに入れません
かつて出版した自身の著書で、「1億円は紙くずみたいなもの」、「女性と交際するには軍資金が必要」などと述べて多くの女性と交際したプレイボーイになぞらえて、「紀州のドン・ファン」と呼ばれるようになった。
離婚されそうになった原因の須藤早貴のAVのDVD出演作品名
妻の須藤早貴はAV女優としても活躍していました
「朝までハシゴ酒03in恵比寿駅周辺」というのが有名な出演作品のようです。
AV売上でもトップを取った履歴も有るような人気作品だったようです。
そのため簡単に野崎氏にバレて離婚を求められていたようです。
これも遺産がもらえなくなるための殺害理由ではないかと言われます。
AV女優の過去が結婚後にバレて離婚を切り出されて喧嘩になったという。
50億以上という遺産を考えれば、ここで離婚だけは避けたかったはずだ。
しかも既にこの頃別に好きな人が野崎氏に現れていたため離婚のピンチだったという。
一方、野崎氏は、金品盗まれ、自分で脇の甘さを認め、もうアバンチュールの女は家に入れないと反省したのに、須藤早貴と結婚して、もっと怪しい女を家に入れて取り返しのつかない被害にあってしまったのかもしれない。
紀州のドンファンの殺人容疑裁判は9月12日初公判。