8月13日、松本人志裁判の、第2回弁論準備手続きの日だった。
弁論準備手続の期日前日になり、急な取り消しとなった。
こういうことはめったにないケースということで文春側も驚いており、裁判を見守っているファンも、何が起きたか心配をしているだろう。
またフライデーが松本人志が女声に馬乗りになっている写真を掲載したことで、合成写真だなどと反撃を受けていることに対し、フライデーも松本側と戦っていくことがわかった。
一時黒幕説が流れたが、定かではない。
話が食い違うために、FRIDAYで告発したA子さんと渡邊が証言を得たというA子さんが同一人物でない可能性もささやかれています。
急な弁論準備キャンセルや、馬乗り写真についてまとめてみましょう。
松本人志裁判の弁論手続きがドタキャンされたのはなぜ?
手続日の変更に関しては、特に判断基準が明記されているわけではないので、裁判所の裁量によるところが大きいという。
弁論準備手続の期日の取り消し自体は滅多にないことだという。
あるとすれば裁判官、弁護士の新型コロナウイルスなどによる体調不良、親族の不幸という理由が一つには考えられるということです。
「弁護士の準備が間に合わなかった」という理由もあるそうだが、少なくとも文春側は自信を持った証拠を20個も上げて7日に提出済みだった。
文春側の喜田村洋一弁護士は、自分たちは延期される原因ではないとはっきり言っている。
気になるのは、今まで田代弁護士が松本側の代理人としてやってきたのが、今回田代弁護士の所属事務所が対応していることだ。
また、めったにない直前のキャンセルが起きる理由の一つに、弁護士の急な交代という場合があるという意見もある。
ただし田代弁護士が、ドタキャンについて、理由を聞いていないと話しているので、交代したということはなさそうだ。
「今回文春サイドの喜多村洋一弁護士は『延期の理由は分からない』としたうえで、松本さん側との示談を否定しています。さらに被害を訴えるA子さんが出廷する可能性を示唆し”負けるはずがない”と自信を見せているそうです。一方、松本さんサイドの田代政弘弁護士は個人的にどの取材も受けておらずコメントしていません。所属する八重洲総合法律事務所が『14日の弁論準備は取り消しになりました』とコメントしたのみ。延期の理由は松本さん側にありそうです」(スポーツ紙記者)
いずれにしても、理由は説明されなかったが、次の日にちの予定も立たず、結果として裁判はまた長引くことになった。
松本人志に対する文春が提出済の主張書面
第2回弁論準備手続きが前日に取り消しとなっが、文藝春秋社側が準備することになっていた主張書面は予定通り、7日にすでに提出済みだった。
今回の文春が出したものは、19ページに及ぶ主張書面と20通の証拠を添付。
かなりしっかりまとめ上げてきた主張書面となっているようだ。
今回被害を訴えているa子さんについて、彼女の訴えを最初から相談を受けていたのが、法曹界大物の中村信雄弁護士でした。
先日の田代政弘弁護士側が、a子さんに探偵つけたり、プライベート侵害をして、証言台に立たせないように小細工をしたことがバレたときにa子さんが相談した相手が法曹界大物の中村弁護士だということが判明したばかりです。
松本人志側の田代弁護士が、この大物の中村弁護士に対し、中村弁護士の不倫を週刊誌が出そうとしてるのを止められる代わりに、a子さんを証言台に立たせない取引をしようとした。
このことで中村弁護士も今までは影に隠れていたが、表に出て戦う姿勢を見せた。
(詳細は下の関連記事にあります)
松本人志裁判で必要ならa子さんは証言台に立つ
今回a子さん側の北村弁護士は、今後a子さんが証言台に立つ可能性があるか聞いたところ、
「もちろん可能性は十分あります」
「こちらは絶対真実を訴えているので負けることがないからです」と自信を持って答えている。
文春側の主張書面から、a子さんが訴えたきっかけが意外な事件だった
今回文春が出してきた書類で新たに明らかになったことが意外なきっかけだった。
「渡部建のテイクアウト不倫」という記事を文春が出たことに始まったという。
この記事が出た後に、週刊文春に中村弁護士から連絡が入った。
「ある女性が『渡部さんのことが記事になるのであれば、私はもっと酷いことをされた』と話している。その相手は松本人志さんです」
文春側主張書面には、この20年7月の最初の通報から23年12月の記事掲載まで約3年半にわたる取材の様子が記されており、そこには女性の詳細な証言があった。
法曹界の大物中村弁護士はa子さんの証言の信憑性の高さを主張
田代弁護士がa子さんに、探偵をつけて怯えさせたり、a子さん側の中村弁護士に、脅迫まがいのことを最近してきたことで、今まで名前を出さずにいた中村弁護士も自分の実名を出して、田代弁護士のやっていることに抗議と怒りを見せたのは記憶に新しい。
法曹界の大物と言われる中村弁護士がa子さんの証言嘘がないことを、今回特に主張していました。
嘘をついていると必ず証言がどこかでぶれてくるものだが、a子さんの証言はこの3年間全くぶれない、これが真実を語っている証拠だという。
文春は刑事事件に使えるほどの詳細な当時の様子の資料提出
今回文春が出した資料に、当時の部屋の中での松本や小沢さんたちの配置や部屋の様子、家具の配置まで細かく見取り図が書かれているものもある。
刑事事件に使われるほど詳細な見取り図だという。
また実際現場でも確認を行っている。
わざと引っ掛けの質問をした記者がいても全く証言がブレなかったという。
A子さんは実際に部屋の中で松本氏が現れたシーン、飲み会のシーン、ベッドルームで松本氏に性的行為をされたシーンなどを順番に実演した。
この時、A子さんは実演を続けながら、時折、涙を浮かべていたという。
a子さんの被害を第3者も絡んで証明できる図式に
被害にあったと、a子さんは友人のb子さんにその事を話し、b子さんに注意喚起をしたのだが、実はb子さんはその時すでに被害にあった後だったという。
ただそれをa子さんに話せずに3年一緒に住んでいた彼と、後輩のテレビ局記者にのみ話していたそうだ。
このときのLINEも事実を証明できるだろう。
友人b子さんの彼は
「僕と彼女の交際期間は3年間。その間で唯一彼女が涙したのが、この事件でした」
と話している。
B子さんの被害の話は、同棲していた彼と、後輩テレビ局記者が当時聞いている。
A子さんは、知らずにその後b子さんにそのことをLINEで打ち明けている。
性加害について、第三者の証人もでてきたわけだ。
a子さんは、必要あれば出廷すると決意している
この内容は、まだa子さんが書いた陳述書ではないが、a子さんは現時点で出廷してもいいと宣言している。
出廷を恐れた松本側の田代弁護士のしてきた中村弁護士への脅しや、a子さんに探偵をつける嫌がらせなどを受けた立場として、中村弁護士もa子さんも、出廷を必要あればすることで、田代弁護士の卑怯な手口に対抗する姿勢だ。
※中村弁護士への脅しとは、中村弁護士が不倫をしてることを週刊誌が書こうとしている、自分ならそれを止めれる代わりに、a子さんの出廷を止めるように言ってきた。
またその後週刊誌が実際不倫について中村弁護士の所に不自然に現れた。
不倫など事実無根だったため、中村弁護士も脅された形として明らかに不快感を示した。
文春側は、20個もの証拠をすでに提出している。
あとは松本側には、主張に対し、証拠などがあるのか、あの日何があったかをどのように主張するのかがこれからの論点になるはずだ。
流石に次は、具体的にその場で行われていたことは明らかにしなければならないはずなので、特にa子さんは、3人とそういう被害にあったと主張しているので、それについても明らかにしなければならないだろう。
当時a子さんたちは20代であり、松本が50代ということでそもそも同意の上でというような恋愛感情対象でもなかったという。
最近松本の動きといえば、ミヤネ屋を訴えて、日テレ社長から局側に手落ちはないと強く拒否されたり、直接裁判とは関係ないところで揉めている。
今回の裁判所手続きのドタキャンで、また延期されてしまいました。
SNSでは松本がいなくても何も変わらないなど、時がたてば忘れられていく。
ますます復帰がしづらくなっていくのではないか?
見る限り、文春側に有利な証拠がそろい、松本側は脅しやプライバシー侵害など問題を増やすばかりで、有利な状況には見えない。
訴えたミヤネ屋に関しても、テレビ局も松本に忖度することなく強気を見せている時点で、テレビ局はもう、松本を必要としていないともいわれている。
松本人志のテレビ復帰はもう厳しいという味方も多いが、海外にお笑い企画を売る仕事が順調だというから、今後は自分のお笑いのセンスを番組作りに活かし、世界に売っていく仕事で成功していく可能性も期待されているようだ。
馬乗り写真を巡る上納システム報道でフライデーも写真の真偽で松本人志側と戦う
フライデー側は26日の準備手続で、馬乗り写真は存在すると主張することが複数の関係者への取材で判明した。
馬乗り写真について渡邉センスさんが、そのようなの見直し自体がなく、また写真を取った人が誰かもわからないと馬乗り写真を合成写真だと主張している件があります。
松本、渡邊、渡邊の知人女性A子さん、B子さんら計6人が、2018年10月、大阪市の高級ホテルで飲み会を開き、フライデーは、飲み会のあと、飲み直しに行った先でA子さんが撮った写真だと、A子さんが認めていて、A子さんが持っている写真だと主張。
飲み直し先で松本は仰向けになってB子さんをまたがらせたと報道。
グラスが3つあるので、A子さん、B子さんと松本3人で一緒に過ごしてるように見えて不自然ではないように思います。
渡邉センスさんが「フライデー」発行元の講談社に損害賠償や訂正記事を求めた裁判の第2回口頭弁論が26日、非公開でオンライン実施された。 渡邊も出席し、約10分間で終了。次回は10月10日にオンラインで行われる。講談社側は記事の正当性などをあらためて主張。代理人を務める弘中惇一郎弁護士らは取材に「特にコメントすることはございません」とした。渡邊側代理人の栗原正晴弁護士は取材に、次回で反論を行っていくとし「(渡邊は)あきれた様子でした。今後はどのような部分が問題なのかあらためて整理していく」とした。